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結婚式 in 鳥取砂丘

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結婚式 in 鳥取砂丘

2009年10月25日。
「鳥取砂丘の中心で愛を叫ぶ」のイベントが行われていたちょうどその頃、鳥取砂丘では結婚式もおこなわれていました。
広大なロケーションでの挙式!
天候や認可許可の手続きや準備はもちろん、当日まで準備は続きました。
鳥取砂丘での挙式をプロディースされたのは、
砂丘にたたずむゲストハウス「砂丘の家 レイガーデン」のスタッフ。

そのサポートを「愛の仕掛け人」我々(砂丘の中心で愛を叫ぶ)のイベントチームもお手伝いさせていただきました。
当日の模様や挙式内容などを「砂丘の家 レイガーデン」のスタッフに語っていただきました。
結婚式までの道のり
新郎新婦の衣裳から結婚式のプロデュースまでお手伝いさせていただいたのが私達、「砂丘の家 レイガーデン」のスタッフです。

一見簡単にできるように思われるかもしれませんが、鳥取砂丘は国立公園ということで、結婚式の申請や許可を受けるために、県や国への申請や認可の手続きだけでも四苦八苦しました。

また、砂丘での結婚式をプロデュースするということは私達にとって初めての経験ということもあり、手探り状態の中で準備を進めてきました。

砂の上を、ヒールを履いた新婦は歩けるのか?
列席者の方には靴の中に砂が入るので、サンダルなどの別の履物を用意してもらわないといけないのでは?

当日、雨が降ったらどうするのか?・・・などなど、心配はたくさんありました。

挙式をお願いしていた牧師さんが、挙式2週間前に腰の骨を骨折されて、急きょ別の牧師の方と打合せをし直すなど
ハプニングもありました。
何が起こるか想定しながら、どんな事態にも対処できるようにと準備は万全に進めていきました。
そして、心配していた天気にも恵まれついに当日を迎えました。
砂丘の結婚式

大自然と雄大な景色に囲まれた厳粛さの中、オルガン演奏で始まった結婚式は
私達が想像していた以上に何倍もそれはそれは素晴らしいものでした。

室内での式では決して味わえない開放感と心地よい秋の日差しの下、観光客の方にも見守られながら行われました。

新郎の尚吾さんは一目見て「これだ!」と即決されたタキシードでまず入場され、一方、悩みに悩んで決めたお気に入りのシャンパンカラーのドレスに身を包み、新婦の美華さんはお父様とご一緒に入場されました。

実は、新婦のお父様がお召しになっていたのは、ご自分の婚礼のときに新調された紋付なんです。

本当は新郎に着て欲しかったそうですが、新郎の方が、身長が高いためサイズがどうしても合わず、それならばというこで今回お父様が着られることになりました。
何十年かぶりに袖を通した紋付姿にお父様は照れくさそうにしていらっしゃいました。


挙式のあとは、砂丘を一望できる会場「砂丘の家 レイガーデン」にて
披露宴が行われました。

砂丘の家 レイガーデン~披露宴~

この日の披露宴は、鳥取砂丘のすぐ側にある「砂丘の家 レイガーデン」で行われました。

イベントに負けないくらい愛に満ち溢れた披露宴で、
新郎新婦とゲストの皆様の心が一つになった素晴らしい宴となりました。


新婦と新婦のお母さんが退場される時も、強く胸を打たれました。
手をつないで退場する前に、お互いが向かい合って手を強く握りあったまましばらく無言で涙を流しておられたかと思うとヒシとお母さんが新婦美華さんを強く抱きしめ、ハグされていました。




また、新郎の上司の方が祝辞の中で新郎新婦にこんなことを言われました。
「今日この結婚式のために、たくさんの方のご協力があったことを覚えておいてほしい」と。

ラストの新婦美華から新郎尚吾さんへのサプライズのお手紙も本当に心に沁みるものでした。
美華さんから尚吾さんへの日常の何気ない気遣いの一つ一つに、尚吾さんが感謝しているという内容で尚吾さんの純粋すぎるほどにピュアな人柄がよく現れたものでした。

披露宴の中で、何とも印象的だったのは…!
新婦 美華さんが新郎のお母様より、大変貴重な指輪をネックレスにして贈られるというシーン。

実はこの指輪、新郎尚吾さんが生まれた日、誕生の記念として尚吾さんの生年月日を刻んだ指輪を、お父様がお母様に感謝の気持ちを込めてプレゼントされた物なのです。

以前結婚することが決まってから、新婦美華さんは尚吾さんのお母さんから頂いていたのですが、あまりにも貴重なものなのでずっと身につけられずにいたのだそうです。
それを尚吾さんのお母さんから直接首にかけてほしいと手紙の中でお願いされ、色ドレスのアクセサリーをはずして身につけてもらうという感動のシーン。
新郎尚吾さんも涙をこらえるのに必死だったようです。

砂丘で挙げるというこの壮大な結婚式は、鳥取の結婚式の未来への一歩を切り開いたと言っても過言ではないはずです。

砂丘とその向こうに見える海に向かっての結婚式は、その風景を眺め風を感じるだけで、
どんなに素敵な讃美歌や牧師のお説教、どんなに立派な挙式会場よりも感動的に感じました。

新郎新婦をはじめ、ご協力下さった皆様に心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
愛の告白証明書を交付
「砂丘の中心で愛を叫ぶ」のイベントでは参加者全員に「鳥取砂丘の中心で愛を叫んだ証」として「愛の告白証明書」を交付いたしました。

今回、イベント当日に鳥取砂丘で挙式された尚吾さん、美華さんにも実行委員会から「愛の告白証明書」を交付させていただきました。

多くの人に見守ららながら、広大な鳥取砂丘で愛を誓った二人。 末永くお幸せに!
次回のイベントではぜひ愛を叫んでくださいね。

愛の仕掛け人一同